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「シャンソン(Chanson)」とは、フランス語で「うた」という意味で、世界的にみると
「シャンソン」の定義はフランス原語詩で歌われる「歌」のことです。
古くから歌われている伝統的語りのシャンソン以外にも、現在では、ロック、ジャズ、ラップのリズム、時にはアラブのメロディー音階などでフランス語で歌われており、それらも総じて「シャンソン」と呼びます。
日本では太平洋戦争前から、美しいフランス語の詩 ボートレール、ランボー、ヴェルレーヌ、マラルメ、アポリネール、アラゴンらを愛した文学青年たちに、ひとつの輸入文化として根付きはじめました。戦争中は敵国の文化なのでフランス文学は影を潜め、戦後はアメリカからジャズ、ロック、ハワイアン等が流行するようになりました。


1953年5月3日に日比谷公会堂で、「暗い日曜日」という歌で世界的に有名なダミアが来日公演し、わたしたちは初めてフランス原語で歌う本物のシャンソンの朗誦に耳にすることが出来たのでした。
1946年からはじまったNHKの紅白歌合戦でも、当初は芦野宏さんがフランス語で
「ドミノ」を歌うなど、フランス語のシャンソンを聞くことができました。
やがて、我々日本人に分かりやすく歌いやすいように訳詩家が日本語に訳し、時には原文にはない作詞をして、メロディーだけはシャンソンでも、日本人の心理を微妙に反映した詩で歌われるようになりました。
新たに、日本でシャンソンが流行りはじめ、越路吹雪さん、岸洋子さんのヒット曲でシャンソンブームが巻き起こりました。「銀巴里」という銀座の店を中心に1950年代から
「銀座シャンソン文化」が大きく羽ばたきました。


しかし、1990年ころのバブル崩壊で日本経済が長期低迷に入り、日本のシャンソン界をリードしてきた「銀巴里」も閉店し、景気の悪化は人々に文化、芸術へ向ける気持ちの余裕を失わせ「空白」の歳月を経てきました。


シャンソンとは、そもそも「語るように歌う芝居」「主張する詩の朗唱」
歌い手と聞き手が心を一体化するコミュニケーションなのです。
自ら作詞作曲して、楽器を奏でながら歌う13世紀の吟遊詩人がシャンソン歌手の起原です。
反戦、平和、差別の怒り、恋、生きる苦しみ」、喪失の悲しみ、希望、夢、人間愛・・・まさに生きることを模索し主張です。第二次シャンソンブームと言われる昨今は、
ビッグスターのシャンソン歌手を聞きたかった昔の時代から参加型に変わり始めました。
皆がシャンソンを歌いたい時代が到来し、再び 銀座にシャンソンの時代が到来し始めたのです。



シャンソン(歌)は人生の詩、人生は 生命の詩、そして  生命は継承されます。
シャンソンは生きたメッセージ、生きたコミュニケーション。
シャンソン歌手(起源は吟遊詩)は後の世に豊かな慈愛に満ちた主張をし続けます。
一人、独りが出来る事は小さいかもしれませんけれど、この愛する地球を守り続ける為、
温暖化や気候変動などの地球環境と人間性喪失への悲鳴を我々は主張することを宣言いたします。



7月12日・13日は銀座の街に全国からプロ・アマが集まり、銀座シャンソンうた祭が開催されます。シャンソンを習い歌いたい人々が増え 勉強し発表いたします。唇に歌を・・・。

 




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